
すごくのんびりした一日を過ごしました。
昼頃のっそりと起きて孤独のグルメを見ながらお昼を食べ、
しおしおになっていた観葉植物を植え替えてやりました。
ほんの少し仕事をし、アニメを見て漫画を読んで昼寝をしました。
隠居か?ってくらい平和な日を過ごしました。
おかげで最近ずっと考えていた事にとりあえずのアンサーを出すことができました。
特に書く必要はないんですが、スタンスを言葉にするのはいいことだと思い
ログとして残しておくことにします。
悩んでいた事は
「担当の言う通り戦略的な漫画を描くか」
「担当とのつながりを蹴ることになろうと好きに描くか」
です。
結論としては「好きに描く」になりました。
以下、ずっともやもやしていたことをまとめたものです。
読まなくていいやつです。
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会社時代、上司が
「たまに落書きだけど絵描くよ」
と言っていました。
…それってすごく良くない?って思いました。
私は絵描くのが大好きで毎日絵描いてました。
ただ若干、惰性で描いている感は否めませんでした。
「落書き」ってすごくいいなって。
なんだかそれが一番、真理に近いんじゃないかって。
それからしばらく経ち、なんと私に担当編集がついてくれることになりました。
担当さんから
「描きたいお話し描いて、賞とれなかったら嫌でじゃないですか」
と言われます。
つまりは、賞をとれるよう戦略的にお話しを考えましょうという事。
その時は「はい、そうですね」と答えました。
専門校に入り就活のために描いた絵は
流行りや上手な人の真似をして描いたウケの良い絵でした。
だから担当さんが言った言葉はすんなりと受け入れることが出来ました。
しかし、作家性を横に置いた作品に何の意味があるのでしょう?
だんだん自分が何がしたいのかわからなくなりました。
わからないから、担当さんも私にとって良い方向ではない指示しか出せなかったんだと思います。
いや、たぶん私が勝手に深く考えすぎてドツボにハマってしまってるんだと思います。
これからは、創作をして生きていきたい者として
責任を持って作りたい話しを描きます。
何を迷っていたんだという感じですよね。
描きたい物描かなきゃいけないんだよ。
落書きは描きたいから描くんだよ。
賞のために戦略的に好きではないものを描いて
それで賞が取れる確約はない。
賞が取れなかったとき、手元に残るのは
賞が取れなかった虚無感
報われなかった作業への疲労感
そして別に好きではない作品
こけることを前提に制作しなければいけない。
描きたい物を描かないと転んだ時に何も手元に残らない。
描きたいお話しを描けば賞が取れなくても
手元には「作品」が残る。
…なーんてことを考えていただーよ。
今後はこのスタンスで制作していくつもりです。
いつも通りゆらゆら揺れるでしょうが、出来るだけ貫きます。
だらだらと過ごしたことでなんとなく楽観的になれました。
そして昨日いたいだいたコメント、DMにすごく励まされました。
本当にありがとうございます。
どうぞこれからもよろしくお願いします。